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執筆者の写真中西紗良

キエフ・バレエチャリティー公演



昨日は元牧阿佐美バレエ団プリンシパルであり女優の草刈民代さん主催の公演、

キエフ・バレエチャリティー Ballet Gala in Tokyo にご招待され行って参りました。

この公演は世界の情勢、日本のバレエ界の歴史においても、ウクライナ、ロシアとの関わりを無視することは出来ず、今この時により多くの方にキエフバレエ団の存在を知ってもらいたいという

草刈さんの想いから実現された

素晴らしいプロジェクトです。

出演者の方々は

キエフバレエ団のダンサーを筆頭に、

世界の一線で活躍している名だたる素晴らしい日本人バレエダンサーが招致されており、

このようなメンバーでの公演を一夜で観れることは本当に大変貴重です。

このような素晴らしい方々を集められ、

キエフを想いプロジェクトを立ち上げた

草刈さんの行動力と努力は計り知れません!

演目も素晴らしく、普段は中々上演が難しい作品も、上演許可を頂き実現されたものもあるとパンフレットに記載されておりました。素晴らしいです。

全てを語るのは難しく長くなるので割愛しますが

ローランプティ(バレエ界の世界的振付)の世界観に引き込まれたオープニング。

個人的に大大大好きな『薔薇の精』(丸山敬太さんのお衣装も素晴らしかった!)や

技巧テクニックがつめこまれた『グラン・パ・クラシック』

日本では本来は牧阿佐美バレエ団でしか観ることの出来ない『ノートルダム・ド・パリ』

本物の鳩も登場した、これも個人的に本当に大好きな作品の『二羽の鳩』

コッペリアの中の『祈り』

加冶屋百合子さんが平和を祈って心を込めて踊っているのが伝わり、この辺から涙が、、、。

そして最後のキエフバレエダンサーの

アンナ・ムロムツェワ、ニキータ・スバルコフによる『森の詩』

言葉に出来ない程美しく、儚いのに力強い。

涙がポロポロ。。

公演を観ながら、世界平和、ウクライナを想う、凄く深い、たくさんの意味がある舞台でした。

この公演を観ることで世界平和に直ぐに繋がる訳ではないかもしれない。

けれどもまずは小さなひとつでも

何もしないよりはずっと良い。そう思います。

小さなひとつとして、バレエスタジオサリーとして寄付金を付与させて頂きました。

また有難いことに公演はアーカイブで7月11日まで視聴出来ます!!

URL貼っておきますね☺️

視聴費もキエフバレエ団に寄付されます。

それを抜かしても、本当に素晴らしい公演で1人でも多くの方に観てもらいたいです!!

この機会に、ぜひ一度芸術の力であるバレエに触れてみてはいかがでしょうか?






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